その時は必ず
夜中の1時半
人生初の痛みの感覚に
ソワソワしたのを覚えてる
その痛みに確信が持てないまま
旦那に連絡をした
その日が来るまで
痛みを抱えつつ
連絡する先が沢山あって
果たして全てを自分でこなせるか
漠然とした不安があったが
何とかなった
待ち時間がどれだけだったか
ただ
もう限界だった
車椅子をかっ飛ばして
陣痛室をかっ飛ばして
いきなりの分娩台
着替えも何とかできて
点滴待ち
人生初の点滴だった
時間がかかって
看護師さんも焦ってた
何回いきんだだろう
陣痛がきたらと言われたが
もういつがきた時なのか
全く分からない
この経験を
まさか自分がするとは…
なんて
冷静な自分もいた
出てきた我が子は
産声をあげてくれた
涙は出なかった
ただ
その時が来たことを
ぼーっと受け止めるのに
精一杯だった
4時26分
男児誕生
ママ誕生の日
パパ誕生の日
ババ誕生の日
ジジ誕生の日
つづく
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